職員間のコミュニケーションと地域に人が集まる拠り所として
ワークデザイン
2026.03.02
【オフィス空間のデザイン・設計】ひろしま農業協同組合 三次中央支店様
【はじめに】
2023年、広島県内の9つのJAが合併し誕生した、ひろしま農業協同組合様。
大きな組織へと変化されても、これまでと変わらず地域の方々に寄り添い、愛され続ける場所でありたい――その想いを大切にされています。
今回は、支店名の通り“三次の中央から北部地域を盛り上げる拠点”として生まれ変わった、三次中央支店様の想いが詰まったリニューアル事例をご紹介します。
【お客様のお悩み】
既存の事務所のスペースが狭く、各部署が別々のフロアに別れて業務をされていました。
同じ空間で顔を合わせ、コミュニケーションを活性化できる環境にしたい。さらに、来店されるお客様が安心して集える「拠り所」となる店舗をつくりたいというご希望がありました。
また、店舗前のロータリーには屋根とポールがあり、駐車場が狭いことも課題でした。
お客様が安全に利用できるよう、この改善も急務となっていました。
(リニューアル前)店舗前ロータリーにあった屋根と土台
(リニューアル前)店舗の向きが90度異なる
【お悩みに対するご提案】
十分なスペースを確保するため、抜本的なレイアウト変更をご提案しました。
店舗を広げるため、もともとビルの廊下だった部分までフロアを拡張し、入口の位置も見直し。
新しい入口からは窓口がしっかり見えるため、お客様にとって安心感と入りやすさが生まれます。
事務所内はキャビネットを背面にまとめ、明るく見渡しやすい空間を形成。職員様同士の距離が近くなり、自然なコミュニケーションが生まれる環境を整えました。
また金融機関としての地域のニーズから、「できるだけ閉店日を作りたくない」というご要望に応えるため、協力企業と密に連携し、短工期での施工を実現しました。
駐車場は屋根・ポールを撤去し、1台あたりの駐車スペースも広げました。
拡張されたスペースにゆったりとした待合室
【お客様の声・感想】
職場の雰囲気が明るくなり、普段あまり話さない人とも自然に会話するようになりました。意思疎通のしやすさが大きく変わりました。来店されるお客様からも、「開放的で入りやすい」「明るくて奥まで見渡せる」と嬉しい声が寄せられています。
事務所がきれいになったことをきっかけに、新たに土足禁止のルールもスタート。「この状態をみんなで維持したい」という前向きな文化が醸成されつつあります。
駐車場は広くなり「安全に停めやすく出やすくなった」と来店されるお客様に喜んでいただいております。
最終的に理研産業の提案を選んだ理由は、最初の提案からワクワク感があったから。立体的なパースなどイメージしやすく完成形が想像できたからです。イメージ通りの事務所が完成して満足しています。
インタビュー風景
明るく相談しやすいブースが並ぶ
【おわりに】
今回のリニューアルは、単なるレイアウト変更ではなく「地域のお客様に選ばれ続ける店舗とは何か」を共に考えるプロジェクトでした。
リニューアルはゴールではありません。ひろしま農業協同組合様の地域における役割に合わせ、三次地域の基幹店として地域の拠り所となる存在になられるよう、これからも伴走しながらサポートしてまいります。
(左から)小田支店長、小木戸課長、弊社担当 村上、沖本
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