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オフィスの電源工事|レイアウト変更で見落としがちな電気容量の注意点

オフィスのレイアウト変更を計画していると、内装やデスク配置、ネットワークには目が行きやすい一方で、電源設備は後回しになりがちです。 結論からお伝えすると、電源工事・電気容量の確認は、レイアウト案を固める前の早い段階で着手すべき項目です。 この記事では、レイアウト変更時に見落としやすい電源まわりの注意点、電気容量の考え方、失敗例、進め方、RIKEN TOKYOに相談できることを解説します。

この記事の結論

  • レイアウト変更では、内装やデスク配置だけでなく、分電盤の回路数・電気容量の確認が欠かせません。
  • 電気容量の不足は、レイアウト決定後に判明すると増設が難しく、追加コストや工期遅延につながります。
  • RIKEN TOKYOでは、レイアウト設計から電源・ネットワーク工事、原状回復まで一貫して支援できます。

オフィスの電源設備で確認すべきこととは?

オフィスの電源設備確認とは、レイアウト変更や増席に合わせて、必要な電気容量が現状の設備で賄えるかを事前に把握することです。 契約アンペア数、分電盤の回路構成、コンセントの配置の3点を中心に確認します。

電気容量・分電盤・コンセントの関係

電源設備の話は専門用語が多いため、まず全体像を整理します。

項目内容レイアウト変更での注意点
契約アンペア数ビル・テナント全体で使える電気の上限増員・機器追加で不足しやすい
分電盤・回路契約容量を複数の回路に分けたもの。1回路は一般的に20A程度が上限回路ごとの負荷を把握していないとブレーカーが落ちる
コンセント回路の末端にある差込口複数のコンセントが同じ回路にまとまっていることが多い

分電盤の1回路は20アンペアが基本とされており、配置するOA機器の種類や台数を考慮せずに回路計画を立てると、ブレーカーが落ちる危険があります。 コンセントの見た目上の位置と、実際の回路の分かれ方は一致しないケースが多いため、レイアウト図だけで安全性を判断するのは危険です。

なぜレイアウト変更で電源トラブルが起きやすいのか

レイアウト変更で電源トラブルが起きやすい背景には、デスク配置や座席数の変化と、電気機器の使用状況の変化が同時に発生するという事情があります。

働き方の変化により、1人あたりのモニター台数や周辺機器が増え、想定以上の電力を必要とする座席が生まれています。 また、フリーアドレスやABWを導入する場合、座席の位置が固定されないため、あらかじめ「どこでも一定の電源が使える状態」を作っておく必要があります。

ノートパソコンは標準時で4〜8ワット、最大時で65〜74ワット程度、デスクトップパソコンは標準時が30ワット弱、最大時が約90〜120ワットとされ、モニターも15.6型で6ワット、23.8型で14ワット程度の消費電力があります。 1台あたりは小さくても、座席数分を積み上げると、想定より大きな電力になりやすい点に注意が必要です。

レイアウト変更でよくある電源まわりの失敗

電源まわりの失敗は、レイアウト案を先に決めてしまい、電気容量の確認を後回しにすることから起こります。

失敗例1:レイアウト決定後に容量不足が判明する

内装・什器・座席配置まで固めた段階で電気工事業者に確認したところ、必要な電気容量が不足していることが判明するケースです。 ビル全体で使用できる電気容量には限りがあり、それを超える増設工事ができない場合や、増設できても後からの工事はコストが高くなる場合があります。 この段階で判明すると、レイアウトの再設計や、最悪の場合は移転先の再検討が必要になります。

失敗例2:同じ回路にコンセントが集中する

見た目の位置が離れているコンセントでも、実際には同じ回路にまとまっていることがあります。 机周りにコンセントを集中させると利便性は上がりますが、同じ回路に過度な負荷がかかる場合があるため、レイアウトと回路構成を総合的に見直すことが必要です。 負荷の大きい複合機やサーバーなどの機器は、他の座席と回路を分けて専用回路にしておくと安全性が高まります。

失敗例3:延長コード・タップの多用で安全性が低下する

コンセントが足りない席で延長コードやタップを多用すると、見た目が乱雑になるだけでなく、断線や発熱のリスクも高まります。 恒常的にタップを使わざるを得ない状態は、そもそも電源設計が座席レイアウトに合っていないサインです。

電源工事を含めたレイアウト変更の進め方

電源トラブルを防ぐには、レイアウト案を固める前に、現状の電気容量とレイアウト後の必要容量を照らし合わせておくことが重要です。

  1. 現状の契約アンペア数・分電盤の回路数を確認する
  2. レイアウト変更後に使用する機器と台数を洗い出す
  3. 座席ごとの必要電力を算出し、回路ごとの負荷を確認する
  4. 容量が不足する場合、増設工事の可否をビル管理者・電気工事業者に確認する
  5. コンセントの配置・OAフロアの有無を踏まえた配線ルートを決める
  6. レイアウト図を確定させ、電気工事とあわせて着工する

1回路は20アンペアが基準となるため、使用したい電化製品やOA機器の数と必要なアンペア数を合計し、回路ごとに上限を超えないように計算することが必要です。 賃貸オフィスの場合は、原状回復の範囲についても着工前に貸主へ確認しておくと、退去時のトラブルを防げます。

概算費用を確認したい方へ 電源工事の費用は、増設の有無や配線ルート、施工範囲によって変わります。 予算申請や社内検討のために、まずは概算見積をご依頼ください。 スピードお見積りを依頼する

レイアウト変更前に確認したいチェックリスト

  • 現状の契約アンペア数を把握している
  • 分電盤の回路構成・空き回路の有無を確認している
  • レイアウト変更後に使用する機器・台数を洗い出している
  • 複合機・サーバーなど負荷の大きい機器を専用回路にする想定ができている
  • コンセントの位置と実際の回路の対応関係を確認している
  • OAフロアの有無、配線ルート(床下・天井裏・壁沿い)を確認している
  • 賃貸の場合、原状回復の範囲を貸主に確認している

RIKEN TOKYOが支援できること

RIKEN TOKYOでは、オフィスのレイアウト設計から電源・ネットワーク工事、内装、原状回復までを分けずに相談できる体制を整えています。 電源工事だけを単独で依頼するのではなく、レイアウト全体との整合性を確認しながら進められる点が特長です。

支援内容具体例
現状整理契約アンペア数・分電盤・回路構成の確認
設計レイアウトに合わせた電源・ネットワーク・電話の配置設計
導入電気工事・コンセント増設・配線施工
運用・原状回復移転後の見直し、退去時の原状回復対応

まとめ

レイアウト変更時の電源工事で押さえるべきポイントを整理します。

  1. 電源設備の確認は、レイアウト案を固める前の早い段階で行う
  2. 契約アンペア数・分電盤の回路構成・コンセントの位置を把握する
  3. 座席ごとの必要電力を洗い出し、回路の負荷を計算してから配置を決める
  4. 複合機やサーバーなど負荷の大きい機器は専用回路を検討する
  5. RIKEN TOKYOでは、レイアウト設計から電源工事、原状回復まで一貫して相談できる

オフィスのレイアウト変更や電源設備の見直しでお悩みの方は、RIKEN TOKYOにお気軽にご相談ください。 現状の困りごとを伺ったうえで、無理のない進め方をご提案します。

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よくある質問(FAQ)

Q. レイアウト変更のどの段階で電源設備を確認すべきですか?

レイアウト案を確定させる前の、検討初期段階での確認をおすすめします。内装や座席配置を決めた後に電気容量の不足が判明すると、再設計や追加コストが発生しやすくなります。

Q. コンセントの数を増やせば電気容量も増えますか?

コンセントの数を増やすだけでは、使用できる電気の容量自体は増えません。分電盤から専用の配線を引く、または契約アンペア数を見直すといった対応が必要になる場合があります。

Q. 賃貸オフィスでも電源の増設工事はできますか?

物件や契約内容によって異なります。ビル全体の受電容量に余裕があれば増設できるケースもありますが、できない場合もあるため、事前に貸主やビル管理者、電気工事業者へ確認することが重要です。

Q. 電源工事とレイアウト設計は別々の業者に依頼すべきですか?

分けて依頼すると、レイアウトと電源計画の整合性が取りにくくなることがあります。RIKEN TOKYOでは、レイアウト設計と電源・ネットワーク工事をあわせて相談いただけます。

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