オフィス移転を検討し始めたものの、何から手をつければいいかわからず、社内での説明も進まない。そんな中小企業の総務担当者は少なくありません。
結論からお伝えすると、オフィス移転は「現状整理→スケジュール設計→物件選定→内装・ICT設計→引越し・立ち上げ」という順番で進めるのが現実的です。
この記事では、オフィス移転の基本的な進め方、準備スケジュール、よくある失敗、費用の目安、RIKEN TOKYOに相談できることを解説します。
オフィス移転とは、事業所を別の物件へ移すことです。 単なる引越し作業ではなく、レイアウト・ネットワーク・電話・什器・原状回復までを含む、会社全体のプロジェクトとして捉える必要があります。
| 項目 | オフィス移転 | 単なる引越し |
|---|---|---|
| 目的 | 働き方・事業成長に合わせた環境再設計 | 荷物の場所を変えること |
| 主な検討範囲 | 物件、内装、ICT、電源、什器、原状回復 | 荷物の梱包・搬送のみ |
| 失敗しやすい点 | 現状整理をせず物件選定から始めてしまう | スケジュール管理の甘さ |
中小企業がオフィス移転を検討する背景には、人員増加による手狭感、賃料の見直し、採用力強化、ABWやフリーアドレスへの対応などがあります。
特に東京都内では、柔軟な働き方を後押しする行政の動きも見られ、東京都は令和8年度、都内中小企業向けにABW(Activity Based Working)オフィスの整備を支援する助成事業の募集を行っています※1。
こうした制度も踏まえ、単なる原状回復や引越しではなく、働き方の見直しとセットでオフィス移転を計画する企業が増えています。
※1 出典:東京都「テレワークに関する助成金事業の募集を開始します」(東京都産業労働局)
オフィス移転でよくある失敗は、スケジュールと予算を決めないまま物件探しを始めてしまうことです。
この状態では、内装工事や什器発注のタイミングが後ろ倒しになり、契約更新期限に間に合わなくなるケースがあります。
必要な席数、会議室数、収納量を洗い出す前に物件を契約すると、入居後にレイアウトが破綻しやすくなります。
内装業者とネットワーク・電話工事の業者が別々だと、配線位置の調整不足で追加工事が発生しやすくなります。
RIKEN TOKYOの視点
RIKEN TOKYO自身も、東京支店をWeWork丸の内へ移転した際に、ABWとペーパーレスを前提としたオフィスづくりを実際に経験しています。
内装とネットワーク・電源・什器を分けて発注すると調整コストが増えることを、自社の移転を通じて実感しています。
オフィス移転は、次の順番で進めると失敗しにくくなります。
いきなり物件を探すのではなく、現状整理から着手することが重要です。
| 時期 | やること | 失敗しやすい状態 |
|---|---|---|
| 移転の8〜12ヶ月前 | 現状整理、移転方針の決定 | 方針が曖昧なまま物件を探し始める |
| 移転の6〜8ヶ月前 | 物件選定、レイアウト・内装検討 | ICT・電源の要件を後回しにする |
| 移転の3〜4ヶ月前 | 什器・ネットワーク・電話の発注 | 発注が遅れ工事が間に合わない |
| 移転の1ヶ月前〜当日 | 引越し、立ち上げ、旧オフィス退去準備 | 原状回復の範囲確認が漏れる |
まずは自社の準備状況を確認したい方へ
オフィス移転は、準備期間やチェック項目が多く、抜け漏れが起きやすいプロジェクトです。
RIKEN TOKYOでは、移転準備を時期別に整理できる「オフィス移転チェックリスト2026」をご用意しています。
オフィス移転の費用は、坪数、内装のグレード、ICT機器の更新有無、原状回復の範囲によって大きく変わります。
そのため、正確な費用は物件と要件が決まった段階で見積もりを取ることが前提になります。
費用は契約条件や物件の状態により変動するため、社内で予算を検討する際は、早めに概算見積を依頼しておくと計画が立てやすくなります。
概算費用を確認したい方へ
導入する什器やネットワーク機器、施工範囲によって費用は変わります。
予算申請や社内検討のために、まずは概算見積をご依頼ください。
RIKEN TOKYOでは、オフィス移転に関する相談を、物件検討の段階から原状回復まで一貫して支援しています。
特に、内装だけでなくネットワーク・電源・電話・什器・Microsoft 365環境までまとめて相談できる点が特長です。
| 支援内容 | 具体例 |
|---|---|
| 現状整理 | 必要な席数・会議室数・収納量の棚卸し |
| 設計 | レイアウト、ネットワーク、電源、電話配線計画 |
| 導入 | 什器・ICT機器の選定、施工、設定 |
| 運用 | ABW・フリーアドレス定着支援、原状回復対応 |
最新の働き方を取り入れたオフィスづくりを検討している方に向けて、RIKEN TOKYOでは実際のライブオフィスを見学できるオフィスツアーもご案内しています。
図面やカタログだけでは判断しにくいABWやフリーアドレスの空気感を、実際の空間で確認できます。
オフィス移転で押さえるべきポイントを整理します。
オフィス移転でお悩みの方は、RIKEN TOKYOにお気軽にご相談ください。
現状の困りごとを伺ったうえで、無理のない進め方をご提案します。
物件規模にもよりますが、6ヶ月〜1年前から準備を始めるのが一般的です。特に内装工事やICT機器の発注は、思ったより時間がかかるため、早めの現状整理をおすすめします。
別々でも進められますが、配線位置や工事日程の調整で手戻りが起きやすくなります。RIKEN TOKYOのように、内装とICT・電源をまとめて相談できる窓口を活用すると、調整の手間を減らせます。
概算段階でも依頼可能です。坪数や希望する内装グレードなど、わかる範囲の情報からスピードお見積りをご案内できます。
相談できます。RIKEN TOKYOでは、情シス不在・兼任の中小企業でも進めやすいように、ネットワークやMicrosoft 365環境の移設・設定まで支援しています。