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セキュリティ診断とは?何がわかるのか中小企業向けに解説

「セキュリティ診断」という言葉は聞いたことがあっても、実際に何を調べてくれるのか、受けたらどうなるのかがわからないという中小企業の担当者は少なくありません。

結論からお伝えすると、セキュリティ診断は、自社のIT環境に潜むリスクを客観的に把握するための「健康診断」にあたるものです。

この記事では、セキュリティ診断の種類、診断でわかること、受ける流れ、よくある誤解について、RIKEN TOKYOが東京の中小企業を支援してきた視点も交えて解説します。

この記事の結論

  • セキュリティ診断は、自社のIT資産や設定にどんなリスクがあるかを客観的に洗い出す取り組みです。
  • 診断で「弱点の場所」がわかりますが、対策の実施まではセットになっていない場合が多く、事前確認が必要です。
  • 中小企業では、まず自社に必要な診断の種類を見極めることが失敗しない第一歩です。
  • RIKEN TOKYOでは、診断結果の読み解きから対策機器の選定・導入・運用まで一貫して相談できます。

セキュリティ診断とは?

セキュリティ診断とは、ネットワーク機器やサーバー、社内で使っているシステムに、攻撃者に狙われる弱点(脆弱性)や設定不備がないかを調べる取り組みです。

健康診断が自覚症状のない病気を見つけるように、セキュリティ診断は「まだ被害が出ていないが放置すると危険な状態」を可視化する役割を持ちます。

診断結果は、対策の優先順位を決めるための判断材料になります。

セキュリティ診断の主な種類

セキュリティ診断と一口に言っても、対象や手法によっていくつかの種類があります。

診断の種類主な対象わかること
脆弱性診断サーバー・ネットワーク機器・Webアプリ既知の弱点(脆弱性)の有無
ASM診断(攻撃対象領域の可視化)インターネットに公開している自社IT資産外部から見える攻撃の入口
ペネトレーションテスト社内システム全体実際に侵入できるかどうかの実証
組織診断(アンケート・ヒアリング型)社内ルール・運用体制人的・組織的な管理体制の状態

中小企業がまず検討しやすいのは、外部公開資産を対象にした脆弱性診断やASM診断です。

ASM診断は、ネットワークに接続されたIT資産を客観的に把握し、リスクの低減に向けた対策を促進することを目的に実施されています。

社内システム全体に踏み込むペネトレーションテストや組織診断は、優先順位としては次の段階で検討するケースが多くなります。

セキュリティ診断で何がわかるのか

診断結果からは、主に次のような項目が明らかになります。

  • インターネットから見える自社の機器・サーバーの一覧
  • 古いバージョンのまま放置されているソフトウェアやOS
  • パスワードや初期設定のまま使われているアカウント
  • 外部からアクセス可能になっている不要なポート・サービス
  • 過去に指摘された脆弱性の対応状況

これらは、担当者の感覚だけでは気づきにくい項目です。特に情シス不在・兼任の企業では、「導入時の設定のまま何年も見直していない」というケースが少なくありません。

診断結果の読み方の目安

判断項目確認すべきこと失敗しやすい状態
リスクの深刻度緊急度の高い指摘が何件あるか件数の多さだけで一喜一憂してしまう
対象範囲診断が自社のどこまでをカバーしているか一部の診断結果を「全体は安全」と誤解する
対応の優先順位どこから手を付けるべきか全部を一度に対応しようとして止まる
継続性一度きりか、定期的に実施するか単発で終わり、その後の変化を追えていない

セキュリティ診断が必要とされる背景

サイバー攻撃は、大企業だけでなく中小企業も標的になっています。

取引先とのやり取りやクラウドサービスの利用が広がったことで、対策が手薄な企業が攻撃の入口として狙われやすくなっているためです。

大企業への直接攻撃が難しくなる一方、セキュリティ対策が手薄な中小企業・外注先を踏み台にする攻撃が増加しているという指摘もあり、自社だけの問題として捉えないことが重要です。

また、テレワークやクラウドサービスの利用拡大によって、社内ネットワークの「外側」にも管理すべき範囲が広がっています。

診断を受けずに放置していると、どこまでが安全でどこからがリスクなのかという境界線自体が曖昧になりやすい状況です。

セキュリティ診断でよくある失敗・誤解

失敗例1:診断を受けて終わってしまう

診断結果を受け取っただけで満足し、指摘事項への対応が進まないケースです。

診断はあくまで現状把握であり、対策の実施とセットで初めて意味を持ちます。

失敗例2:診断範囲を正しく理解しないまま契約する

「セキュリティ診断」といっても対象範囲はサービスによって異なります。

Webアプリだけを見る診断もあれば、社内ネットワーク全体を見る診断もあり、範囲を確認しないまま契約すると、期待した結果が得られないことがあります。

RIKEN TOKYOの視点 

RIKEN TOKYOが相談を受けてきた東京の中小企業の中には、「以前どこかで診断を受けたが、結果の見方がわからず放置していた」というケースが複数ありました。

診断結果は専門用語が多く、担当者だけで優先順位を判断するのは簡単ではありません。

診断結果の読み解きから、対応する機器・ライセンスの選定まで伴走できる相談先を持っておくことが、対応を止めないための鍵になります。

セキュリティ診断を受ける流れ

セキュリティ診断は、次のような流れで進めると失敗しにくくなります。

  1. 診断の目的を整理する(外部公開資産か、社内ネットワーク全体かなど)
  2. 診断対象の範囲を確認する
  3. 診断を実施する
  4. 診断結果をもとに、対応の優先順位を整理する
  5. 優先度の高いものから対策を実施する
  6. 一定期間ごとに再診断し、状態を確認する

チェックリストとしても活用できます。

  • 診断の目的(何を確認したいか)が明確になっている
  • 診断対象の範囲を事前に確認している
  • 診断結果の読み解きを相談できる先を決めている
  • 対応の優先順位を決める基準を持っている
  • 定期的な見直しの頻度を決めている

何から始めるべきか迷っている方へ 

セキュリティ診断は種類や範囲が多く、どこから手をつけるべきか迷いやすい領域です。

RIKEN TOKYOでは、現状の困りごとを伺ったうえで、無理のない進め方をご提案します。 

無料相談をする

RIKEN TOKYOが支援できること

RIKEN TOKYOでは、セキュリティ診断結果の読み解きから、対策機器の選定・導入・運用まで一貫して相談できます。

診断で終わらせず、実際の対策につなげられる点が特長です。

支援内容具体例
現状整理診断結果の優先順位整理、対応方針の相談
設計UTM・EDR・バックアップなど対策機器の組み合わせ設計
導入FortiGate・SAXA SSシリーズ・SonicWALL・ESET・WithSecureなどの選定・導入
運用導入後の見直し、多要素認証など運用面の改善提案

対策機器の優先順位については、セキュリティ対策は「入口(UTM)→データ保全(バックアップ)→端末(EDR)」の順で優先順位をつけると失敗しにくくなります。

診断で判明したリスクに対して、どの機器から着手すべきかは、中小企業のセキュリティ対策、何から始める?UTM・EDR・バックアップの優先順位を解説でも詳しく解説しています。

まとめ

セキュリティ診断について、押さえるべきポイントを整理します。

  1. セキュリティ診断は、自社のIT環境のリスクを客観的に把握するための取り組み
  2. 診断の種類や対象範囲は事業者によって異なるため、事前確認が必要
  3. 診断結果は「受けて終わり」にせず、対応の優先順位づけまでセットで考える
  4. RIKEN TOKYOでは、診断結果の読み解きから対策の導入・運用まで相談できる

自社にどの診断が必要か迷っている方は、RIKEN TOKYOにお気軽にご相談ください。

現状の困りごとを伺ったうえで、無理のない進め方をご提案します。

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具体的な機器やライセンスの導入を検討している方は、スピードお見積りからご相談いただくことも可能です。

よくある質問(FAQ)

Q. セキュリティ診断はどれくらいの頻度で受けるべきですか?

年1回を目安に、システム構成やネットワーク環境に大きな変更があったタイミングでも実施することをおすすめします。放置期間が長いほど、把握できていないリスクが増えていく傾向があります。

Q. 診断を受ければ、それだけで安全になりますか?

診断だけでは対策は完了しません。見つかった弱点に対して、優先順位をつけて実際に対策を実施することで初めて効果が出ます。

Q. 情シス担当者がいなくても診断結果を活用できますか?

活用できます。RIKEN TOKYOでは、情シス不在・兼任の中小企業向けに、診断結果の読み解きから対応方針の整理まで支援しています。

Q. 診断結果をもとに、対策機器の選定も相談できますか?

相談可能です。診断で判明したリスクに応じて、UTM・EDR・バックアップなど、必要な対策機器の組み合わせをご提案します。

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