コロナ対策も万全に、これからの物流会社のモデルオフィスを作りたい
オフィスをつくる
2021.08.12
【オフィス空間のデザイン・設計】 芸北急送株式会社様
左から、弊社営業担当・沖村、芸北急送株式会社 益本取締役と広島物流センター営業所の皆様
このたび取材にご協力いただいたのは、1955年の創業以来、「安全に 確実に 誠実に お客様の心をお届けする」をモットーに中国地方を中心に物流業を手がける芸北急送株式会社様です。取締役 益本 尚治様にお話を伺いました。広島市西区大宮に本社、八木営業所と広島物流センター営業所に物流拠点を構えていらっしゃいます。
【ご提案のきっかけ・ご要望】
芸北急送様:
当社は物流会社ですから、車両や倉庫には十分な投資をしています。さらに事務所を「これからの物流会社のモデルオフィスにしたい」という思いがあり、会社を変える大きな転機を迎えていました。そこに昨年のコロナ禍が来ましたので、加えて感染防止対策がしっかりできる事務所に、という思いも強くなりました。以前の事務所はダンボールが積んであったり机が揃ってなかったりと整理されておらず、全体的に茶色い雰囲気でしたので、今年1月にリニューアルの検討を始めました。
気さくにお話いただく取締役 益本 尚治様
アクリル板で仕切られたオフィス全景
【解決に向けてのご提案】
理研産業:
この規模のリニューアルは大体半年~1年近くをかけて準備をするところですが、今回は2ヶ月半という短い納期での完成をご希望でした。「何から手を付けてよいかわからない」とお聞きし、まずは弊社の取組事例を見ていただくオフィスツアーにご招待しました。まずは先入観を捨て、お客様の仕事状況を想像しながら作ったオフィスデザインの叩き案をご提示しました。図面だけでなく、完成パース図を見ていただくことでイメージが膨らみ、意見交換も活発に進みました。
当社のノウハウを生かし、業務効率を上げる使いやすい収納や、ちょっとした打ち合わせで人が集まりやすい共有スペース、機動力を高めるWi-Fiの導入など幅広くご提案しました。飛沫対策のオーダーメイドアクリル板や、コロナ対策として空間除菌脱臭機、光触媒空気清浄機なども導入いただきました。
社員みんなが集まりやすい共有スペース
インタビューは終始なごやかに、社内の雰囲気の良さを感じられました
【お客様の評価・声】
芸北急送様:
社内がすっきり整然、働いていて気持ちがいいですね。女性社員が積極的に参画してくれたおかげで家具選定にカープの赤やサンフレッチェの紫など地元愛を盛り込むこともできましたし、もちろん当社「芸北カラー」の緑も入っています。
Wi-Fiを整備したことで、パソコンを持ち寄っての会議や席替えのしやすさなど、自由度が上がったことで効率も良くなっています。コロナ対策のために設置したアクリル板は、パッと社員の顔が見えなくなったのは経営者目線では少し寂しい気もしますけれども、個人の空間が確保できたことで社員の集中力アップにもつながっているようです。アフターコロナを見据えて今後のレイアウト変更を考え、これからの物流会社のモデルオフィスとして改善し続けてしていけたらと思っています。
緑のパーティションに赤の椅子が映えます
複合機が収まる収納家具は、マルニアステリア社と理研産業のコラボ商品です
会議室の椅子は座り心地も重視しながら、スタッキングができるものを選定し使いやすさ向上。お昼時間にはランチルームとしても使われているそうです
芸北急送株式会社 https://geihoku-qso.com/
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